2019-01-01から1年間の記事一覧
何をやっても魅せてくれる我らがタランティーノ 今回はどう楽しませてくれるか? 60年代のハリウッドが舞台で・・・と言っても題材なんてどうでもよろしい。 西部劇でも、ナチハンターでも・・・結局はサスペンスあり、活劇あり、恋愛があって・・濃い人間…
2018度NO1の評価をしたのが「カメラを止めるな」 監督&脚本の上田慎一郎が文句なしの傑作だった。 その上田の次作(2018年公開「ブルーサーマルVR -はじまりの空-」はVRシアターが近くにないので見れず)は、題材がどうであれ見なければならない。 …
新海の前作「君の名は。」が2016年8月公開か・・・ 歴代2位の興行成績でこれは確かに楽しめた。 スクリーンに広がる夏のイメージが、懐かしく美しく 都会の描写が精緻で機能美に溢れ、こちらも美しく 悪い人一人も出て来ないおとぎ話を最後まで貫ける…
原作漫画は読んでいないが、作者の三田紀房の「インベスターZ」は素晴らしい。 評論も、インタビュー、バラエティーでの発信も一貫していて信頼できる。 平たく言えば「綺麗ごとを言うな」 今回は東野圭吾「ガリレオ」風数学者を軍人にして、戦争をとめる? …
3連休最終日。 月曜日の東宝シネマズ、auユーザーは安いのだ。 「海の日」の祝日にわざわ白石和彌フィルムを見ないといけないのか。 それは白石だから。 「彼女がその名を知らない鳥たち」(2017年)で感心させられたのに 「孤狼の血」(2018年)だけしか見…
ロックンロール内田裕也、以来のエンタメ政見放送を本日堪能 これまで数々の立花のYouTubeチャンネル、ふわっち配信などを見てきたが今回が一番の神回だった。内容を要約する。 冒頭) 山梨放送局の夕方番組の男女アナウンサーが写真週刊誌の取り上げられ、…
劇場公開がめったにないこの手の映画 猫とかキツネとかペンギンは毎年の様に公開されるのに、人間対象だと一気に少ないのは何故か。 最後に見たのはゴーストライター騒動で注目を集めた佐村河内守氏に密着した森達也監督の「FAKE」(2016) 今回は所謂、慰安…
1日2回の菅官房長官記者会見を時々YouTubeで見る。 後半決まって、東京新聞記者・望月衣塑子氏の質問攻撃を見ることができる。 他社が聞かない(聞けない?)ことを執拗にで聞くいつものスタイル。 ほとんど共闘はない。 週刊誌報道や根拠のない記事に基づ…
ラース・フォン・トリアー監督の新作は3K(北野武・是枝裕和・黒沢清)と同じく劇場で見るようにしている。 脚本を自分で書く、アイドルはいない、特撮ない、見えない・見たくない仕組みを描くなど、その作家性と普遍的なアプローチへの信頼がある。 前作…
黒沢清の「前田敦子愛」がファンの間では常識で、「Seventh Code」(2014)、「散歩する侵略者」(2017)に続く集大成なのかを確かめにいつものど田舎シネコンでチケット買ってたら、磁器カードが壊れていて再発行に手間どり開始時間を過ぎた。公開2日目で…
あの「コジラ」が帰ってくる。 第2弾「キングコング 髑髏島の巨神」が随所に雑ではあるが、CGの完成度は素晴らしくて巨大生物のリアルさは驚いた。 久々の世界のKEN WATANABEの芹沢博士だし 東宝怪獣シリーズで60年代、子供心を鷲掴みされた一人として…
所謂トランプ(批判)映画が作られるハリウッドの中で、最も尖がったドラマの予感がした。 カンヌ映画祭グランプリとかはどうでもよろしい。 70年代、KKK vs 警察、黒人差別、潜入捜査・・と来たら、もうあらゆる場所から「対立」の火花がない方がどうかし…
やっと見れた今年最初で、令和最初の日本映画は 佐藤浩市発言で公開前から話題の「空母いぶき」 しかし、百田直樹は作品は素晴らしい(「夢を売る男」は平成に読んだ本で最高だった)のに、見てもいない映画について発言しなくていいのに、自分を小っちゃく…
映画では「新聞記者もの」ジャンルが確実にあって出来るだけ見るようにしている。 70年代「大統領の陰謀」のレッドフォード、ホフマンがカッコ良かったから。2人のファッション、話し方、罠の張り方、言葉のひっかけ方・・・「絶対将来記者になってやる」…
ダークナイト・バットマンやターミネーター4のイケメン俳優クリスチャン・ベールがデブ・ハゲ・小心の副大統領を演じる。 予告編では、ブッシュとの掛け合いのコメディ度が最高に面白そうで公開初日にいつものど田舎シネコンで拝見。 あらすじ) 60年代半ば…
3月公開(九州・福岡)はいつもハリウッドバカ作品と、邦画のお子様映画が多い中、ヨーロッパ系サスペンスとは珍しい。 「驚異の満足度100%」これは凄そうだ。 大好きな北欧デンマーク映画だし、緊急事態対応映画は時間軸が一通でわかり易い。 あらすじ…
またイーストウッド映画が見れる、しかも主演も兼ねて。 それだけで胸がいっぱい。 予告編から傑作の匂いがプンプンしていた。 ダータティハリーのイーストウッド=麻薬の運び屋が余りにマッチしないだけに興味深々で公開初日、いつもシネコン、いつもの場所…
前情報からすると、60年代、アメリカ南部、人種差別、ロードムービーetc 70~80年代に青春を味わった者としては過去の名作がどうしたって蘇る。 「イージーライダー」「ハリーとトント」 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「パリ・テキサス」 「ミ…
いい歳して村上春樹のファンと言いたくないが「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は素晴らしかった。村上は殺しのないミステリーを書けばいいのに。 「1Q84」は理解不能、「騎士団長殺し」に至っては・・・とんでも本の括り。 でも次作を気に…
今年最初の3連休の最後に、新年最初の映画館開きとなった。 公開前になるとやたら主演者がバラエティに出まくる邦画は見たくない。 「バナナ」がどうしたとか、10代のラブコメ、アニメが多くて困った。 唯一「蜘蛛の巣を払う女」しかなかった。 近所の巨…
謹賀新年 このブログもなんだかんだ-足かけ4年になります。昨年はここ最近一番映画見てない年でした。 見たことも忘れつつある50代、情けない。 対象) 2018年に見た映画(邦画・洋画)、TVドラマ、アダルト etc 新作も旧作も、初見も再見でも。劇…