批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「シン・ゴジラ」2回目で、初のIMAX

正直に言うと、途中20~30分くらい寝てしまった。 不覚にも映画的至福に気持ち良くなった。 またネットでも絶賛の多さと細かい指摘に気がつかなかった点もある。 再度庵野デザインのディティール、セリフ、意図など 再発見したい。 しかも初IMAXで。…

映画「シン・ゴジラ」 庵野秀明監督 長谷川博己・市川実日子・松尾諭

ビジュアルはとてもいいセンス。 過不足ないな。 東宝の広報は、さすがに世界マーケットの稼ぎ頭の 本家の新作には気を使っているのはわかる。 ニッポン VS ゴジラ のコピーもいい。 ありえない出来事にこの国の政府、政治家がどう動くか? まさにそこが見た…

映画「葛城事件」 三浦友和・新井浩文・田中麗奈

ハリウッド洋画はスカッっとするか(5分後にはもう忘れているくらいの) バカバカしいか、の2極分化でその落差は大きい。 それに比べてSFXでは」なくて、ジャリタレが出ない邦画は 3Kでなくても何とか落ち着いて見れる。 新しい才能発掘に立ち会って…

映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

1996年が第1作目である。 その頃、日本はWindows95の直後でアナログ回線をモデムでつないで インターネットに驚き、人類は世界が狭くなったことを実感した。 UFOの映像も凄かったが 破天荒なウイル・スミスの飛行士 自ら戦闘機を操縦する大統領 とぼ…

映画「フェイク」 森達也監督 佐村河内守

梅雨前の暑さに耐えきれず映画を物色してたら 地方都市のアートシアターに監督森達也の新作が上映されていた。 金曜日の10時55分、開演前にシニア層が10人ほど並ぶ 大ヒットの様相だ。 森達也の著作は折に触れて読んでいた。 オウム事件でも白か黒かの…

映画「クリーピー 偽りの隣人」 黒沢清監督 竹内結子・西島秀俊・川口春奈・東出昌大・香川照之

監督が黒沢清であること。 竹内結子が出ること。 この2つで、見るに値する条件には十分だ。 黒沢作品をスクリーンで見るのは初めてになる。 YouTubeかアマゾンビデオかGYAOでほとんど見てきた。 怖さの質が他監督とは決定的に違う。 殺風景だったり、廃…