批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「去年の冬、きみと別れ」岩田剛典、山本美月、斎藤工、浅見れいな、土村芳、北村一輝 焦る脚本と力が入った稚拙な演技が目立ち、どんでん返しの魅力が半減した残念作

カメラマンが例え探偵でも、殺人者であってもドラマになればこれは見たくなる。 どんなカメラで、何を撮っているのか? 自分も含めて変人多いしね。 それに原作は話題の作家・中村文則のミステリーだし 「BG」で落ち着いた感じの斎藤工がどういう芝居を見…

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」ギレルモ・デル・トロ監督 サリー・ホーキンス アカデミー作品賞を獲った夜に見に行ったのだが・・・

アカデミー発表日の夜で、作品賞獲ったし、auマンデーは2人まで1100円なので久しぶりに彼女を連れて見に行った。 巨大スーパーイオンの内の東宝シネマズ。今回は人が多いだろうなと思ったら、閉店ガラガラ。 最後尾の真ん中で、見晴しはいいが、前席の…

映画「リバーズ・エッジ」行定勲監督 二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨 岡崎京子のいつものテーマ=愛故に傷つける、自傷するかの2者択一アオハル映画

今年最初の邦画観賞は、都会近くの川沿いの青春群像を選んだ。 岡崎京子原作となれば、傷口に塩のみならず、酢・砂糖・たぎった油とかなんでもありの自傷ドラマだろうし、映画館で観るのはけっこう勇気がいるけどね。 主演意外は誰一人知らない。だけど、皆…

映画「スリー・ビルボード」マーティン・マクドナー監督 フランシス・マクドーマンド、サム・ロックウェルの陰鬱演技合戦、着地点の予想不能感、地方都市住民のスケッチが愉しめる快作。祝アカデミー主演女優、助演男優賞!

アカデミー賞が今日発表になって2人同時受賞で(他人事なので賞に関心はない)この映画、先月見たのにブログ書き時間がなかったが思いだした。 あらすじ) アメリカ、ミズーリ州のエビング。 ある日、道路沿いにメッセージが現れる 「レイプされて死亡」 「…