批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「ハウス・ジャック・ビルト」監督トリアーが他映像の大量投入で「自在さ」と引き換えに「傲慢さ」が鼻につく現代地獄巡り

ラース・フォン・トリアー監督の新作は3K(北野武・是枝裕和・黒沢清)と同じく劇場で見るようにしている。 脚本を自分で書く、アイドルはいない、特撮ない、見えない・見たくない仕組みを描くなど、その作家性と普遍的なアプローチへの信頼がある。 前作…

映画「旅のおわり世界のはじまり」監督黒沢清が前田敦子の歌声をただアジアの真ん中で聞かせたかっただけの不思議な解放感。

黒沢清の「前田敦子愛」がファンの間では常識で、「Seventh Code」(2014)、「散歩する侵略者」(2017)に続く集大成なのかを確かめにいつものど田舎シネコンでチケット買ってたら、磁器カードが壊れていて再発行に手間どり開始時間を過ぎた。公開2日目で…