批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(スクリーンX版)」公開初日レビュー。支離滅裂の歴史的出来損ない。

あの「コジラ」が帰ってくる。 第2弾「キングコング 髑髏島の巨神」が随所に雑ではあるが、CGの完成度は素晴らしくて巨大生物のリアルさは驚いた。 久々の世界のKEN WATANABEの芹沢博士だし 東宝怪獣シリーズで60年代、子供心を鷲掴みされた一人として…

映画「ブラック・クランズマン」スパイク・リー監督のジャンル別け不能で不要なシリアスコメディの誕生。動画全部入りの何でもあり感が実に新鮮。

所謂トランプ(批判)映画が作られるハリウッドの中で、最も尖がったドラマの予感がした。 カンヌ映画祭グランプリとかはどうでもよろしい。 70年代、KKK vs 警察、黒人差別、潜入捜査・・と来たら、もうあらゆる場所から「対立」の火花がない方がどうかし…

映画「空母いぶき」佐藤浩市発言よりも情緒的な脚本の方が問題。建前国家にエンタメ界からの一石は評価大。

やっと見れた今年最初で、令和最初の日本映画は 佐藤浩市発言で公開前から話題の「空母いぶき」 しかし、百田直樹は作品は素晴らしい(「夢を売る男」は平成に読んだ本で最高だった)のに、見てもいない映画について発言しなくていいのに、自分を小っちゃく…

映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」カッコつけたタイトルと監督が一番カッコいい、ジャーナリストたちの表層を描いた置きにいった凡作

映画では「新聞記者もの」ジャンルが確実にあって出来るだけ見るようにしている。 70年代「大統領の陰謀」のレッドフォード、ホフマンがカッコ良かったから。2人のファッション、話し方、罠の張り方、言葉のひっかけ方・・・「絶対将来記者になってやる」…