批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

松居一代SNS劇場★脚本家大宮エリーや宮根誠司ら巻き込む。船越英一郎の個人情報と不倫暴露。YouTubeに続きTwitterで攻撃開始!精神疾患の妄想か?ブログのデスノートとは?息子は無事か?レベル石原真理子に近ずくか?

続々アップされる動画で、第三者の名前を(おそらく勝手に)出して巻き込んでいく手法は酷いな。 SNSを駆使した松居一代劇場が始まっている。ワイドショーが取り上げるので必然的に一方的な愛憎劇を見せられる。しかも無料ときたもんだ。 主演、脚本、撮…

映画「22年目の告白~私が殺人犯です」藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、平田満、岩松了 監督:入江悠

6回見ると1回サービスという東宝の囲い込み作戦に初めて乗ってみた。 どうも藤原竜也という人がつかみどころがなくて共感しにくいタイプなのだが他に見るラインナップではなかった。 九州の海辺のショッピングセンター併設のシネコン平日夜9時 20人くら…

中島史恵(なかじまふみえ)が49歳グラビア写真集「NOW and ALL」、DVD「49」で美熟女界NO1ボディを見せびらかせている

シェイプアップガールズ(正式にはUP)をご存じだろうか? 女性4人で歌って踊れて写真集やイベント、Vシネとか所属するオスカーの節操のないブッキングで何でもやっていた90年代を代表するグラビア界のハイエナ(例えは良くないが)だ。 4人の中でもっと…

映画「昼顔」(上戸彩・斎藤工・伊藤歩 監督:西谷弘)不倫映画のくせに元妻感無さ過ぎで、せめてドヌーブの脱ぎっぷりもなく、何ら見せ場の無い凡庸さにあ然。

この映画の予告編が海辺の夏のシーンが良かったので 上戸彩に、嫌な予感しつつも日曜の夜8時九州のど田舎映画館に出かける。 客は8人。実に見やすい。 3年前のTVドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」は面白かった。11話の尺が2組の夫婦4人の日…

【追悼と感謝】野際陽子★昭和ドラマ最高の女優はアクションからシリアスまで知性あるヨーロッパのセクシーさを見せてくれた!

70年代のテレビドラマと言えば サスペンス&セクシー部門は何と言っても土曜の「キイハンター」と シリアス部門では金曜の「岸辺のアルバム」共にTBS(後日まとめる) 丹波をリーダーとするスパイ組織がさまざまな敵をやっつける。 子供の私は何と言っ…

本年度最高の1本★映画「メッセージ」2回目完全ネタバレ解説(過去と思わせる未来は反則か?)

公開初日で見た「メッセージ」がこれまでのところ今年見たNo1だ。 ムビチケをラジオ局から頂いたので日曜18時九州の田舎のイオン内シネコンで6人くらいで見る。 初回では細かすぎて見落としていたものが多々あったのでセリフの隅々までしっかり見るこ…

今年公開の邦画のだらしなさに比べ「海街Diary」をアマゾンで動画配信で見るとまったりできていいな。是枝裕和「3度目の殺人」黒沢清「散歩する侵略者」北野武「アウトレイジ最終章」と3名人が公開される秋まで待つしかない。

「メッセージ」ような映画が毎月見れたら本当に幸せなんだけどね。 見たい映画がない。 朝、何気にアマゾンプライム見ていたらもう「海街」やってて2年ぶりか・・ 2回目の鑑賞だけど、macbookで留めたり動かしたりでセリフの細かいところまで確認できるの…

石田えり(56歳)祝アウトデラックス!ヘアーヌード写真集史上NO1から20年。RIZAP★ライザップCMのビキニ熟女臭が悩ましくも美しい。ダイエット・サーフィン水着動画流出?

祝アウトデラックス出演 若いな。姿勢いいし、存在感があってね。十分セクシーだ。 石田えりは特別な女優だ。 彼女のデビュー映画を公開前に確か試写会で見ている。 ずっと見てきたので人生の同期かな。 本名)内田 恵理子 生年月日)1960年11月9日 出生地)…

【ザ・ビートルズ世界同時発売】サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド50周年記念(スーパー・デラックス・エディション)CD+DVD+LP+Blu-rayなど解散してもビジネスで大儲け

1967年にLPレコード(当時はCDもDVDのなく、デジタル時代ではないので)が出て50年か? The Beatles – Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band – Anniversary Edition Trailer その間にジョン・レノンが殺され、ジョージ・ハリスン亡くなり、プ…

映画「メッセージ」公開初日最速レビュー!(主演:エイミー・アダムス 監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ)10年に1本の傑作。SFでありながら「子供=命=愛」を描き、UFOや宇宙人との交流が ”あなた” の物語になる。2回目がより感動する稀有なドラマ

「シン・ゴジラ」級に公開初日が待ちどうしかった。 アメコミとかのハリウッドバカ映画はストーリーも結末もあってないも同然。 見にいかないので関係ないが、この手のシリアスものは出来るだけ先入観無しでみたい。公開後はネットで一気にいろんな情報が溢…

映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」公開初日最速レビュー!ケネス・ロナーガン監督 ケイシー・アフレック ミシェル・ウィリアムズ 登場する誰もが、少年も大人も、うつむき、うなだれ、傷ついている海辺の地方都市スケッチの謎

公開前の「傑作」の呼び声高く、大いに期待していた。 公開初日の18時半、九州のど田舎シネコンは見事に10人弱。 この映画館の魅力は、アート系がいつも10人弱で見れるので自由に座席移動ができること。 このポスターだけで、昨年見た映画ベスト10に…

樋口毅宏論、鞘から抜かれた切れない刀の趣を楽しむ稀有な作家「愛される資格」「日本のセックス」「民宿雪国」

久しぶりに樋口を読んだ。 病みやすいし楽しかった。 この人の文章は素直だから好きだ。 レトリック、修飾、メタファーとか基本ない。 欲望に正直になった主人公を応援せずにはいられない。 抑圧された小市民の復讐が彼に通底するテーマだね。 話はいつもシ…

文春砲「許されざる不倫」で妻・南果歩と娘・杏の「怒り」を買った渡辺謙は「沈黙の森」へ(ケイダッシュ&バーニングの内部リーク説も)は何故ダメージコントロールに失敗したのか?

渡辺謙これだけハリウッドに愛された日本人俳優はいないだろうね フィルモグラフィーを見てみよう。 2003年公開の「ラスト・サムライ」 お前は英語の教師か?というくらい流暢なアメリカン英語を江戸時代に殿様が一体誰から習ったんだ? それくらい見事…

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」(ルパート・サンダース監督 スカーレット・ヨハンセン、ビートたけし、桃井かおり)は、押井守監督版「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」士郎正宗原作を超えたか?

「キングコング」以来やっと映画の日に見に行けた。GW中の平日、いつもの九州ど田舎シネコンの18時台に約10人。こんなもんだろう。 本当は「夜は短し歩けよ乙女」を見に映画館に向かっていたが間に合いそうもないので急に変更。 この手のアニメ(エバ…

修羅の国「福岡」住みですが何か? 「3億8千万強盗事件」とサッカーくじ「BIG」CMのシンクロの不思議さ。

時々言われるのが「福岡、何かと物騒ですよね・・・」 おそらく日本で唯一の特定危険指定暴力団・工藤会(北九州市)が悪さしてたイメージであるのでね。これは仕方ないけど福岡市は100kは離れているし(新幹線で20分)若者カルチャーの発信地だし文化度が…

傑作映画シリーズ100本|No 002 「ゲッタウェイ」サム・ペキンパー監督 スティーブ・マックウィーン、アリ・マクグロー暴力をスローモーションとストップモーションで描くセンス

映画館には行く時間はないので最近はBSをよく見る。CMあるとどうしてもリズムが狂うのでNHKオンリー。 今日の昼はペキンパーの「ワイルドバンチ」(1969)ではないか。 もうオープニングタイトルのカッコ良さといったらね・・・詩的過ぎる。 The Wild…

映画「キングコング 髑髏島の巨神」70年代時代背景の面白さとCGの出来の良さに比べ、雑な演出にガッカリ!トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ブリー・ラーソン

「キングコング」関連作の日本公開はこれまで10本近くある。その話題作といえば 1933年(初代) 1976年(ジェシカ・ラング版とも言う) 2005年(ナオミ・キャンベル版) 1962年 東宝版 キングコング 対 ゴジラ B級感が異常に漂う忘れられた関連作もある。 19…

映画「ムーンライト」フォトグラファー市橋織江が撮影したかの様な昼のハイキーと、夜のハイダイナミックレンジ合成級の美しさ(公開初日最速レビュー感想)バリー・ジェンキンス監督のアカデミー作品賞受賞作

3月31日ともなれば平日でも映画館は子供でいっぱい。 14時からあの怪獣映画を見て(感想は次回)余りの出来の悪さに本日公開作をもう一本見ることにした。 受賞を争った模様の「ラ・ラ・ランド」並みの混雑はなく、金曜18時としては普通の込み具合。 …

傑作映画シリーズ100本|No 001「欲望 BLOW UP」(1967) ミケランジェロ・アントニオーニ監督 日本の名機35ミリフィルム一眼レフ Nikon F が滅茶苦茶かっこいい。

映画館に行きたくても行けない日々で悶々としているので、家で夜中昔のDVDを見ては気を紛らしている。 そこで見ておくと良いかも知れない100本をランダムにご紹介することにした。 公開当時、世界中で映画ポスターが盗まれたらしいビジュアルの強さ。 こ…

映画「哭声/コクソン」ナ・ホンジン監督 荒削りパワーのクァク・ドウォンとフンドシで森を駆け抜ける國村隼は「地獄の黙示録」カーツ大佐の存在感を超える面白さに負けた

なかなか韓国映画を見る機会はないが、國村隼が出るサスペンス・・・これは何か映画の至福が降りてきそうな予感がぷんぷんする。 あらすじ) 平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。 彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。こ…

2016年度東スポ映画大賞(ビートたけし選考)受賞作品・俳優などまとめ(シン・ゴジラのDVD&ブルーレイ商売で東宝の欲の深さは怪獣並みだ。アマゾン予約で前売り大ヒットらしい)

第26回東京スポーツ映画大賞 やっぱり世界の北野武が選ぶこの賞が楽しみだ。北野作品があれば毎回受賞だけど2016年はなかったので話題作に分散傾向。 大まかで納得できる。 作品賞 「この世界の片隅に」 監督賞 庵野秀明、樋口真嗣「シン・ゴジラ」 20…

映画「愚行録」石川慶監督 妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜

妻夫木聡ファンとしては前作の出来損ない映画「ミュージアム」 samurai.hatenadiary.jp でのカタキを、この映画でとってくれる期待をこめて映画の日に出かける。 いつものど田舎シネコンには客はどう見ても7人くらい。 そりゃ誰だって「ラ・ラ・ランド」に…

映画「ラ・ラ・ランド la la land」はフランスミュージカルへのリスペクト溢れる楽しく厳しく切ない傑作だった(公開初日最速レビュー感想) デイミアン・チャゼル監督 ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン

フリーランスの私は、プレミアムフライデーなど国策とは関係なく、金曜は映画1000円なので映画館に行く。 直前に40年付きあった歯の根を抜いたので血だらけで麻酔も残っていて顔半分が微妙に痛い。にもかかわらずどうしても初日に見たかった。 前作「…

「ブルゾンちえみ」が何故大人に刺さるのか考える。「with B (ブリリアン=コージ:徳田浩至、ダイキ:杉浦大毅)」、35億、 Austin Mahone「Dirty Work」本名は藤原史織

お笑いが好きでアメトークなどその手の番組を良く見る。 好きな芸人が爆笑問題、ナイツなど時事ネタ芸 わからないなのがパターン芸の人たち レッスンゴレライとかのフレーズ芸は耐えられない。 ピコ太郎の登場は本当に悲劇だ。 すぐにCMに起用するスポンサー…

千眼美子(せんげんよしこ(せんがん)=元・清水富美加)の告白本「全部、言っちゃうね。」で自殺未遂やレプロ社長殺人願望など暴露告白出版と新ブログは、「幸福の科学」による選挙対策として若年層獲得プロモーションだよね。

NHKの朝ドラで初めて見た時、 「あ、この子は売れる、人気者になると」すぐに感じた。 主役を完全に食っている。なにか持っている。 SHIMIZU FUMIKA 1st Photobook 清水富美加 作者: マガジンハウス 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2013/05/16 …

NHK Eテレ「ねほりんぱほりん」のクオリティの高さに驚き「昔話法廷」の志の高さに感心する。出演:木南晴夏、小芝風花、安藤玉恵、宮﨑香蓮、工藤綾乃、小林涼子、真行寺君枝、ミムラ、朝倉あき、国仲涼子、光宗薫、奥貫薫

今年も40日を過ぎて、多くのドラマを地上波とネット配信で見ているが 最も感動を受けたのはNHKの子供向け番組、Eテレの数々の番組だ。 1年の受信料収益が6600億以上と潤沢な予算と、電通など民間クリエイティブと共同で作る手法で、良質なコンテンツを続…

映画「アンチポルノ」 監督:園子温 冨手麻妙、筒井真理子

月曜日の午後に、5割の入りは異常だと思ったら「メンズデー」だった。劇場内は異様な熱気で、なんかいつもと違う。 園子温 x ロマンポルノへの期待か? あらすじ) 小説家兼アーティストとしてブレイクした京子は極彩色の部屋に籠もり、マネージャーの典子…

23年ぶりに五木寛之が「新 青春の門 第9部 漂流編」を「週刊現代」誌上に連載開始するも、電子書籍「dマガジン」で読む不思議さと講談社 VS 新潮社の戦い。

1970年代、私のヒーローはスティーヴ・マックイーン、クリント・イーストウッド、ロバート・レッドフォード、デ二ーロなどハリウッドスターと、日本人では何故か五木寛之だった。 当時ラジオドラマが人気で「海に見ていたジョニー」など音で聞いていた。…

映画「スノーデン」 監督:オリバー・ストーン 主演:ジョセフ・ゴードン=レビット、シャイリーン・ウッドリー 公開初日最速レビュー

トランプ合衆国になってしまったのでこれはぜひ見ておきたかった。 アメリカはまちがいなく世界最先端の科学技術国で世界初に事かかない。 電気も、電話も、飛行機も、月にも人を送ったり・・・最大の貢献の一つがインターネット開発と陰陽だと思う。 エドワ…

もしも村上春樹の新刊「騎士団長殺し~きしだんちょうごろし 1部顕(あらわ)れるイデア編・2部遷(うつ)ろうメタファー編」の物語やあらすじの主人公があなただったら? 2017年2月24日発売

出版不況の中、この人の新刊は2冊で100万部スタートだよ。 この人気凄いね。 www.j-cast.com 前作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(2013年4月12日)は予約だけで50万部。当日は午前0時販売開始に行列ニュースになんと暇な人だろうと思っ…