修羅の国「福岡」住みですが何か? 「3億8千万強盗事件」とサッカーくじ「BIG」CMのシンクロの不思議さ。
時々言われるのが「福岡、何かと物騒ですよね・・・」
おそらく日本で唯一の特定危険指定暴力団・工藤会(北九州市)が悪さしてたイメージであるのでね。これは仕方ないけど福岡市は100kは離れているし(新幹線で20分)若者カルチャーの発信地だし文化度が高いよね。
と皆んな思ってた。
そんな余裕の福岡市に突如発生した、前回紹介した日本版「ゲッタウェイ」
中央警察署の100M先で繰り広げられた犯行はまさに「白昼の四角」
正直九州の中心にこんな駐車場があるとは私も知らなかった。
直ぐに広域手配されたにも関わらず、様々なカメラに撮られながらも逃げられた警察の大失態。
盗られた金額3億8千万と言う、久々の大金強奪。
同じに福岡空港で韓国人の8億不正持ち出しもあってマスコミ騒然。
と同時に
この事件の直前によく流れていたマツコ&恭子のCMを思い出した。
Jリーグのサッカーくじの自動プログラム「BIG」では、6億が既に334人も・・
実は3年前から私は自動プログラムで楽天とジャパンネットで完全自動でロト、ナンバーズ、BIGなど8種類の公営ギャンブルを少額で続けている。(今その収支をサイトで公開するためにデータを計算している)
事件とBIGは何の関係もないのだけど、何か違和感を感じる
私だけだろうか?
犯人の2人組にはある意味、緻密な計算と実行力、犯罪運もあるのだろう。
金の入手と直後の逃亡には今のところ成功した。
が、やがてどこかで綻びを見せ、逮捕され、裁判にかけられ、刑に服する。
過去の個人情報は丸裸にされ(これは当然大)SNSやブログで地球を回り続ける。その家族はマスコミの餌食になって離散されるのは必定。
出所後の再就職も大変だ。
一方、全自動公営ギャンブルマシンとかしたBIGは(最高10億となったロト7も)iPhoneなどスマホアプリ+ネットバンクで簡単に設定され、ある日突然、生涯賃金の3人分が振り込まれる。
家族の知らないマイ口座に6億だよ。
宮使いから解放され、全ての借金の返済は1日で終わる。
金が金を産む資産形成が始まる。
自分が出来なかったらファンドマネジャーを雇う。
家を新しく買い、別荘を買い、海外旅行三昧で、外車も数台。
もしかして妻を変え、夫を捨て再出発。
愛人を3人くらい10年くらいは養えもするだろう。
犯人は何故犯罪を選ばずにBIGしなかったのだろう。
刑務所に入ったらBIG出来ないだろうが。
銀行側では札束の番号を控えていなかった旨の報道があったが
警察のいつもの手で、安心させて早く市場で使わせるガゼリークだろう。
1等に当たる確率と、捕まる確率と・・・
誰が考えても捕まる方が高いよね。
何故こんなバカなことをするのだろう。
このデジタル時代に発生した、白昼のアナログ犯罪。
そこに大いに興味がある。
実に面白い。
故に、これは映画になる。
さて、北朝鮮からミサイルが飛んできそうなのに
危機を報道しないマスコミと機能停止の国会
同僚の国会議員を愛人にして
元会社の同僚とハワイで重婚する逃走するバカ
ガン治療中の妻に謝罪させ本人は雲隠れとはね。
次から次へと問題が発生しながらも
全てが放置プレーの日本の2017年の春。
映画「博士の異常な愛情」スタンリー・キューブリック監督のラストシーン
ある地方都市で起きた犯罪と、不労所得勧誘CMが妙にシンクロする。
この国はみんな異常ではないか、とね。
新年度早々、社会時評っぽくなってしまったが
映画見れないストレス発散に、時々エッセイ雑文に変更しますので。