2016-01-01から1年間の記事一覧
さて後編を一週間遅れで見た。NHKドラマ版で知っていた通りに展開した。しかしここから映画オリジナルが始まった。見てない人もいるだろうがネタバレするので 以下は読まないで欲しい。 誘拐事件は 娘を殺されたロクヨン被害者の父・雨宮と 当時の捜査員…
自画自賛ばっかりの映画界でやり過ぎだろいうと言うしかないロクヨン。制作委員会を束ねたTBSの大キャンペーンで主要メンバーは番組出ずっぱりだし。 ポスターは「映画史に残る傑作・・・」と公開前ポスターに 書く神経の異常さ。本来それは映画ファンが…
日曜日の夜にホラー映画を見た。海外の映画、ドラマではやたらめったら死人が街をうろついて 食人するゾンビ物がよくあるが、この手のドラマは気持ち悪くてもう1分も持たない。 チャンネルを変えるか、読書の方がましだ。 しかしTBSラジオ「シネマハスラ…
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2015)は面白かった。 NYで生きる舞台俳優のオンオフのスケッチと妄想が 映画ファンが見たことのないアートな作品になっていた。またストレスフルな現代人の心象風景が見えて同時代の映画だった。…
アカデミー作品賞を獲ったからと言ってどうこうはしないが 日本アカデミー賞よりは思うところはある。 殺人事件を暴く記者のサスペンス映画は沢山見てきたが シリアルキラー物には感動がない。 記者は組織や仕組みと戦わないといけない。 戦う為に新聞はある…
本日公開 18時スタートで4割入り、これくらいが丁度いい。 映画の予備知識はほぼゼロ ドゥニ・ビルヌーブの映画は見たことがない。 主演エミリー・ブラントなんて知らない。 ベニチオ・デル・トロは癖のある、リアルを背負わせるといい俳優だ。 ジョシュ…
次の映画の日は「エヴェレスト 神々の山嶺」 と決めて楽しみにしていた。 インフォメーションがカッコいい。 連載開始から20年以上!その間、国内外で映画化オファーが殺到しながらも、そのスケールの壮大さから成立に至らず、まさに“映像化不可能な小説No.1…
シャーロット・ランプリング(70歳) ここ最近は様々な有名監督のリクエストで 誰が見ても元美女の背景を感じさせつつ、現在はメンドクサイ老女を好演して もっとも忙しい70代女優だろう。 ネットで情報をしてたら、フランス語オリジナル動画を発見。 予…
本の買い方は大きく4つあって 1、新書で買う(手元に置き時々読み返したい) 2、図書館で借りる 3、BOOKOFFで108円 4、アマゾン中古価格で買う 以前は、熱が冷めたみんなが忘れた頃にブックオフに行っていたが 最近は本当にタイトルも作者も…
サクラ前線が開花しようとする金曜日の昼下がり 10人に満たない映画館でホラーを楽しむ酔狂が好きだ。 最近は公開終了がやたらに早い。 スターウォーズなんてのはまだやってるが ホラーは特に早い気がする。 小心者なので滅多に怖いのは見ないが「新感覚」…
「金融工学」の本を探していたら著者を知り 経済エッセイみたいなものを読んだ。 難解な仕組みを簡単に理解させる技術を著者は持ってないので すぐに読むのを止めた。 但し、小説も書いていて、帯に「恋愛工学」と書いてあったので 面白そうなので読んでみた…
3月4日公開で初日の昼に見る喜び。 こういう史実に基ずく痛快ドラマは期待が高まる。歴史ものではなくて現代劇(21世紀)で金が絡むと尚更だ。 作家マイケル・ルイスのベストセラー小説「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」を下敷きに、米国の…
最近、邦画が見たいと思うようになった。 洋画だとどうしても字幕を追ってしまい疲れる。 ハリウッドバカ映画ならセリフなんか見ないで SFXだけ見てればいいのだが ヨーロッパ映画は基本特撮なしのシリアスだから 同じ画面上の一部を凝視し理解し、全体も…
今年最初に読んだ小説。 阿部 和重と伊坂幸太郎の本は初めて。帯が痺れる。 ~世界を救うために、二人は走る。東京大空襲の夜、東北の蔵王に墜落したB29。公開中止になった幻の映画。迫りくる冷酷非情な破壊者。すべての謎に答えが出たとき、カウントダウン…
2月半ばでやっと今年最初の洋画となった。 ジョニー・デップの海賊映画とか見ないし ティム・バートン物やディズニーの変てこなキャラクター とか興味ないので映画館で見るのは初めてに近い。 クライムサスペンスが昔から好きで 「ゴッドファーザー」「セル…
1月はなかなかの作品が公開されているのだがなかなか映画館に行けない。 アマゾンビデオの無料動画を何げに見ていたら 小泉今日子主演の「贖罪」という漢字が何故か目に付き 全5話と長いけど、そんなには期待していないので1話だけ見ることにした。 説明…
正月の3日に見たフジテレビドラマは面白かった。去年は三谷の「オリエント急行殺人事件」 オールスターキャストのアンサンブルを楽しんだが いかんせん、「列車内でみんなで殺人しました」 と家族団らんの正月にあるまじき物語で・・・ 今年は没後100年…
2016年最初の1本。 こういう映画は難しいと思うな、作る方は。 大まかな結論を観客は知っている。 多くの外国人を助け、後に外務省を追われる。 超善人で、日本人の誇り。 昭和を生きた実在の人物が映画のタイトルになるのは 連合艦隊司令長官の山本五…