映画「ジュラシックワールド」
長くお休みしていましたが、パソコン打てるまでに指が回復したので、また続けます。ネタバレあります。
(昨年秋から見た映画やドラマを一気に順不動です)
ハリウッド発のヒット作は好きではないのだけど、超大ヒットは見たい。
このクラスは必ずSFXとか特殊撮影がすごくて、実写を見てるような錯覚技術がどのくらい進化しているのか確認しときたい。
世界歴代3位だし。
1位はアバター、2位はタイタニック。記憶では、途中数10分は寝た。
アバターは3Dメガネでしたがかけてるとおじさんは疲れてしまうね。
とにかく2作とも長過ぎ。
やっと終わってくれた感で、映画館からの解放感のほうが映画の感想より大きかった。
さて本題です。
毎週、金曜日1000円で見てきました。
2015年6月12日に全米をはじめ世界各国で封切られ、オープニング週末3日間の興行成績が、全世界合計で5億2410万ドル(約630億円/1ドル120円換算)という驚異的な数字を記録。それまでトップだった『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(11年)を抜き去り、堂々の第1位を記録した。
日本での公開予定日は当初2015年8月7日予定だったが、世界でのメガヒットを受けて同年8月5日に繰り上げた。よって、公開曜日は異例といえる水曜日となった。 8月19日には公開2週間という驚異的なスピードで、日本国内での累計興行収入50億2,714万3,440円、観客動員数340万9,556人を記録した。8月23日までの国内累計観客動員数は401万1,474人、国内累計興行収入は59億5,737万9,700円を記録、公開から19日間という早さで、8月23日時点での2015年国内公開作興収1位の座に躍り出た。更に前作『ジュラシック・パークⅢ』(2001年)の日本国内興行収入51.3億円を上回った。
に続く四作目。
1作の「パーク」は恐竜がスクリーンに表れた時の感動が確かにあった。サム・ニールの驚きがこちらの驚きと重なって楽しかった。
2作目と3作目は恐竜が暴れるだけでもはやよく覚えていない。
映画館で見たか、テレビで見たかさえもはやわからない。
テレビでは最初の30分見て、ラスト10分みたら十分。
途中の、恐竜VS人間は見たくもない。
(人がかじられるのは耐えられません)
そういう想いの中での新作拝見です。
またも良からぬ科学者たちが集まって
アフリカのどっかの島に殺人島を開設。
2万人が集まるワールドの中部は楽しそう。
6月に大阪のUSJに行ったのとダブってきてその感じはなんとなく伝わるな。
しかし登場人物の性格描写が下手で、キャラがいまいちよくわからないまま緊急事態が
発生し咄嗟の行動の意味が伝わらない。
演出というより脚本が端折っているのだろう。
2回目に見るとわかるのだろうが、恐竜を2度も見たくない。
子供たち2人が、恐竜のいる方へ、いる方へ向かうご都合主義にイライラする。
「早くトイレに出も入って隠れていろ!」と言いたい。
制作に廻った、スピルバーグ演出の「インディ・ジョーンズ 失われたアーク」へのオマージュを感じさせるが、サスペンスに重きを置いたので大人の恋愛模様が中途半端でもったいない。
SFXは確かに素晴らしいのと、物語的には、ラプトルとのシンパシーが唯一の救い。
映画館出て10分後には映画のことすっかり忘れてしまう、いつものハリウッド大作でした。
70点