前情報からすると、60年代、アメリカ南部、人種差別、ロードムービーetc 70~80年代に青春を味わった者としては過去の名作がどうしたって蘇る。 「イージーライダー」「ハリーとトント」 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「パリ・テキサス」 「ミ…
いい歳して村上春樹のファンと言いたくないが「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は素晴らしかった。村上は殺しのないミステリーを書けばいいのに。 「1Q84」は理解不能、「騎士団長殺し」に至っては・・・とんでも本の括り。 でも次作を気に…
今年最初の3連休の最後に、新年最初の映画館開きとなった。 公開前になるとやたら主演者がバラエティに出まくる邦画は見たくない。 「バナナ」がどうしたとか、10代のラブコメ、アニメが多くて困った。 唯一「蜘蛛の巣を払う女」しかなかった。 近所の巨…
謹賀新年 このブログもなんだかんだ-足かけ4年になります。昨年はここ最近一番映画見てない年でした。 見たことも忘れつつある50代、情けない。 対象) 2018年に見た映画(邦画・洋画)、TVドラマ、アダルト etc 新作も旧作も、初見も再見でも。劇…
「告白」「渇き。」と中島節がクセになってるので4年ぶりの新作は楽しみにしていた。 突如現れるイマージュを躊躇なく挿入するリスクを取ってでも世界を作ろうとする姿勢が、3K(北野、是枝、黒沢)にはない、必要ない小細工と見る向きもあるだろうが、一…
最近は九州のど田舎でも結構シネコンが増えてきて、最も見たかった映画が最も近くのスーパー系で始まっていたりするから侮れない。 auマンデーを利用して夕方5時スタートで観客は私1人(10分後には熟女2人が参加して3人で鑑賞となった)ホラーは知らな…
娯楽映画の最高齢記録を更新し続ける天才映画俳優兼監督のクリント・イーストウッドの新作トレーラーがYouTubeにアップされている。 映画『MULE』US予告 2019年公開 主演はおろか、出演もしないと依然インタビューで語っていたと記憶したが10年ぶりにスク…
パート2を待ったことがない最近のアメリカ映画で 本当に待ってました。 いつものド田舎シネコンのいつもの席(後方、右斜め)から コーヒーとポテトでわずか数人の客と公開初日を向かい合う喜びと言ったらない。 とにかく前作「ボーダーライン」(2015…
チケットを頂いたので平日の15時、福岡唯一の名画座に出向くと、シニア世代がポツんといっぱい。 イスラエル映画を見たことがない。 ドラマの一部で描かれたのがスピルバーグの「ミュンヘン」でオリンピック殺人事件のアラブテロリストを各地で殺していく…
最近のエンタメ界隈は出版社がいい書評のみをネットでコントロールしている気配が濃厚で当てにはならない。その証左の代表が数年前に川村元気の原作を書評の高評価から読んで見て、近年稀に見るつまらなさに驚いた。 たった一言で表せる「薄っぺらい」 だけ…
70年代を青春だった少年の多くが一度は洋楽のシャワーを浴びたであろうQueen 福岡にも来たもんね。 2011年6月29日放送 NHK「SONGS クイーン」 ボーカルのフレディ・マーキュリー物語が映画になったので見たかったが、試写会があったので近所のスーパーマー…
突然、摩訶不思議なニュースが飛び込んだ。 歌手・沢田研二(70)が17日、さいたまスーパーアリーナで午後5時から予定していた公演「沢田研二 70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』」が急きょ中止となった。同所の管理会社が認めた。 …
九州は台風の通り道でスカッとしないのでB級を探したら「鮫物」の予告編が良かったので。 youtubeやamazonプライムで定番でほとんど見てるけど感動ゼロ。若いビキニの子が大騒ぎして食われて退治されるだけだし。 でも邦画じゃ物足りなし、たまにはね。 近…
九州・福岡もやっと夜寒くなって外に出やすくなった。 カメトメ現象も落ち着いて、2ヶ月前の福岡で1館だけの一般公開初日の熱狂とはうって変わり、複数館公開になって近所のイオン併設シネコンに行く。 2回見るのは確か、スピルバーグ「E・T」、ブライア…
映画「ザ・プレデター」全米初登場1位もシュワルツェネッガー第1作にあったワクワク感のないご都合主義の宇宙人退治バトルに居眠りしかなかった。オリヴィア・マンが救い。映画は脚本が全てだなーとつくずく思う。
第1作は素晴らしかった。 南米のジャングルに送られるCIAが絡んだ秘密作戦に絡む「何者」、透明で見えない相手は撃っても撃っても死なない宇宙人シーンの斬新さ。監督ジョン・マクティアナンの演出力を見せつけられた。 テレビや動画で何回も見てしまう…
何でいま1980年のボルグ vs マッケンローなのか? 13歳で中学テニス部に入った私は当然ウィンブルドンの中継はNHKで見ていた。 (当時WOWOWとかスポーツチャンネルないし、ネットもSNSも何にもない)ヨーロッパのクールイケメン・ボルグに対して、やん…
2018年7月20日(金)19時35分 福岡のキャナルシティ博多2番ホールはほぼ満員 シネコンでは初上映に集まった数百人・・・ この雰囲気は確か 「劇場版BiSキャノンボール」監督カンパニー松尾 に似ているがあれはドキュメンタリー 今回は「ゾンビ」…
2ヶ月前に登山中靭帯を痛めて整形外科には行くが映画館になかなか行けない。 そんななかの訃報。 橋本のフィルモグラフィを見ると10代の頃からどれだけ見てきたか・・・ 羅生門(1950年8月26日公開、黒澤明監督) 生きる(1952年10月9日公開、黒澤明監督) …
Shiori Ito broke Japan's silence on rape: – The outcome was brutal | Skavlan #MeToo in Japan: The woman speaking out against rape Noticia | El drama de Shiori Ito, la única abanderada del MeToo en Japón レイプ、セクハラ告発者はこんなに非難…
一週間前のプレ上映に行きそびれ、昨日の公開初日に出遅れる。 晩御飯食べてると、NHK7時のニュースでも大ヒットが取り上げられた。 20時から制作委員会のフジテレビが地上波で「海街Diary」だし 監督の国からの表彰辞退、文化庁の支援は受けてい…
大好きなジェシカ・チャステイン 彼女の知的でミステリアスな匂いがたまらなくいい。 「ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命」 「女神の見えざる手」と連続見逃したので 今回は何とか終映迄に間にあった。 最近は回転早すぎて困るな。 スーパー…
仕事やあれこれでなかなか映画館に行けない。その間に見たい映画が結構な本数流れて行く。 そんな中、予告がかなり攻めてる感じが記憶に残った。広島が舞台の実録ヤクザ路線ときたら「仁義なき戦い」の2018年版ではないか? しかも今や誰と共演しようと…
すっかり月曜日はauマンディ(終日1100円)ということで、東宝シネマズ系列のスケジュールを見ていることが多い。 2週間限定公開?という不思議なプロモーションに釣られてしまい、元SMAPのファンでないが、園子温と爆笑問題の太田光演出と、役者として…
何たって我らのイーストウッド 60年代生まれの映画少年ならバイクに長い脚のせて都会を疾走する「アリゾナ無宿」が忘れられるはずがない。 俳優として好きだけど、監督としてが余りに素晴らしい。 「マディソン郡の橋 1995」の大人の恋愛模様の切なさ 「ミ…
スピルバーグの新作を公開初日に見るこれはワクワクする。 他の監督よりは見ている気になったが最期に見た作品は「インディジョーンズ クリスタル・スカルの王国」で2008なので10年ぶりだった。トム・ハンクス主演では、「プライベート・ライアン」以…
カメラマンが例え探偵でも、殺人者であってもドラマになればこれは見たくなる。 どんなカメラで、何を撮っているのか? 自分も含めて変人多いしね。 それに原作は話題の作家・中村文則のミステリーだし 「BG」で落ち着いた感じの斎藤工がどういう芝居を見…
アカデミー発表日の夜で、作品賞獲ったし、auマンデーは2人まで1100円なので久しぶりに彼女を連れて見に行った。 巨大スーパーイオンの内の東宝シネマズ。今回は人が多いだろうなと思ったら、閉店ガラガラ。 最後尾の真ん中で、見晴しはいいが、前席の…
今年最初の邦画観賞は、都会近くの川沿いの青春群像を選んだ。 岡崎京子原作となれば、傷口に塩のみならず、酢・砂糖・たぎった油とかなんでもありの自傷ドラマだろうし、映画館で観るのはけっこう勇気がいるけどね。 主演意外は誰一人知らない。だけど、皆…
アカデミー賞が今日発表になって2人同時受賞で(他人事なので賞に関心はない)この映画、先月見たのにブログ書き時間がなかったが思いだした。 あらすじ) アメリカ、ミズーリ州のエビング。 ある日、道路沿いにメッセージが現れる 「レイプされて死亡」 「…
なかなか直らない風邪にかかって出遅れた2018年の1本目に選んのが 昨年洋画NO1の「メッセージ」に主演したエイミー・アダムスと快作「ライフ」のジェイク・ギレンホールが主演したサスペンスを選んだ。 予告編しか見てないので情報不足が本来丁度いい。…