映画「MEG メグ ザ・モンスター」ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン主演 中国資本の、中国ヒロインによる、中国ビーチ物語。違和感ありまくるB級大作な新型不快感。
九州は台風の通り道でスカッとしないのでB級を探したら「鮫物」の予告編が良かったので。
youtubeやamazonプライムで定番でほとんど見てるけど感動ゼロ。若いビキニの子が大騒ぎして食われて退治されるだけだし。
でも邦画じゃ物足りなし、たまにはね。
近所の巨大スーパーのシネコンは10人弱の入り。
ジェイソン・ステイサムはハゲ頭がよく似合う。私もこうありたいものだ。
冒頭から中国資本のテロップが流れる。
上海の近くの海洋研究所で、中国人研究者の父と娘と子供がいて・・・
嫌な感じがプンプンする。
しかしそれにしてもリー・ビンビンは美しい。
娘を一人で育てるヒロインは共感しやすい。
清楚でクラシックな感じだし、脱税で話題になったあの女優とは違うな。
北川景子にも感じるが、こういう国籍不明の亜細亜美人がスクリーンで増えていく予感がする。
あらすじ)
海洋研究施設の潜水艦が探査のために深海へ降り立った。その時謎の生物と遭遇し消息を絶った。
救助に向かったのは潜水レスキューのプロであるジョナス・テイラー。
そこで目撃するのは200万年前の巨大生物、メガロドン。
人とメガロドンの戦いが始まる・・
アクション映画としてよくできている。
10分に1度は起こる「何か」
鮫の登場前に仲間を失い、登場したらまた死んでいく。
研究所に住む子供も恐怖を味わい、仲間がどんどん死んでいく。
ステイサムは驚異の大活躍で助けまくる不死身の男。
ビンビンとのそこはかとない恋愛模様もありながら
鮫は中国のリゾート海水浴場にあらわれ、最後の対決へ。
1975年のスピルバーグの出世作「JAWS」のハリボテ感ゼロの
見事なCG(模型だか知らないが)は見事。
登場人物から背景までこんなに中国が全面に出るハリウッド大作を初めて見た。
中国の様々な要人が世界中で行方不明になる、全体主義の監視国家が世界の目を国内でなくエンタメに向けさせる戦略の一つか。
80年前のドイツ、ナチ党のやったことを、中国共産党が今やっているんだろう。
チャイナマネーはあり余っているので今後もこの手の映画はどんどん増えていく。アジア地図のシーンでは台湾と尖閣は中国領になっているはず。
特撮も、主演女優も素晴らしいが、透けて見える政治の意図が気持ち悪い、新感覚の不快感。
50点