批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

「ブルゾンちえみ」が何故大人に刺さるのか考える。「with B (ブリリアン=コージ:徳田浩至、ダイキ:杉浦大毅)」、35億、 Austin Mahone「Dirty Work」本名は藤原史織

お笑いが好きでアメトークなどその手の番組を良く見る。

好きな芸人が爆笑問題、ナイツなど時事ネタ芸

 

わからないなのがパターン芸の人たち

レッスンゴレライとかのフレーズ芸は耐えられない。

 

ピコ太郎の登場は本当に悲劇だ。

すぐにCMに起用するスポンサーもどうかしている。

目がチカチカして実に不快だ。

 

あの不思議な踊りと英語と英語の足し算のどこに笑う要素があるのか?さっぱりわからない。

 

そういう中で、久々の大型新人ブルゾンちえみ

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ラジオで語っている内容が面白かった。

この頭の良さなら受けるはずだ。

 

ブルゾンの声はエロいね

26歳とは思えない熟女感がある。

笑いの戦略が秀逸。

自分の立ち位置をよく分かっている。

 

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久々に友近クラスの大活躍が期待できる女ピン芸人のようだ。

 

ネタもキャラ設定もよく考えられて感心する。

上から目線に腹立つ

キャリアウーマン連呼の時代錯誤感が鬱陶しい

平たい顔に強烈なダッチワイフ的オーバーメイク

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胸強調、タイトスカートのイケイケ感

美男子コンビ「 with B 」と組んでの小芝居

「35億」の大きな数字の違和感

そして ustin Mahone 「Dirty Work」

www.youtube.com

この選曲の素晴らしさ。

 

笑いのターゲットに20代、30代の働く女子を意識した初めての芸人だ。

 

おそらく彼女たち最大のテーマであるだろう「恋愛」を切り口に、成功者ブルゾンが上から教えてあげるていを取りながら、そんなちえみは存在が無理感がある落差を面白がらせる笑いの高等戦術。

 

時々、恋愛とかデート、結婚ネタをメインにする(割と美女と、決して美女でない)女性漫才コンビの面白くないのは、詰まるところ相手の容姿をおとしめる、揶揄するので、笑えないし笑いたくない。

 

容姿は親から良くも悪くも与えられたものなので、どうしようもない。小さな子供じゃあるまいし、そのネタで笑ってもらえると思っている感覚の鈍感さが嫌いだ。

 

ちえみはこのダーティーな職場の全員が、仕事放ったらかしで猥褻な世界観を日本版に切り取ってわかりやすく展開したのだろう。

 

これまで例のない芝居でも、コントでもない

プレゼン芸とでも名付けようか。 

 

芸人であると同時に、優秀なプランナーだし時代を良く見てる感じがする。

 

26歳でこの才能はすごい。作家や映画監督になれる本質をみる感覚があるんだと思う。彼女こそビートたけしに続いて映画界に進出して欲しい。

 

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独自の見解と勘違い上から目線がちょうど腹立つ

イラッと芸で2017年を席巻するブルゾンちえみ

 

流行語大賞は獲るな。 

そこはどうでもいいけどね。