批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー宇多丸氏、たまむすび町山智浩氏、シネマストリップ高橋ヨシキ氏を見習って公開初日最速レビューを心掛け評価は点数制。地方在住フォトグラファーがど田舎のシネコンでネタバレあり&あらすじ&見たまま感想ブログ

追悼【キャリー・フィッシャー(レイア姫)】。スターウォーズ第1作(4話)に確かにあった「何か」を考える。元旦那のポール・サイモン「時の流れに」を聞きながら献杯しよう。

1年前の今頃、全世界的に「フォースの覚醒」が話題になっていたのに。まさかレイア姫が60歳で去ってしまった。

 

若き姫がロボットにメッセージを託すところから映画は始まる。

美しさに加え、聡明さとキリっとした強さが絶妙なバランスで見るものを魅了した。

 

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SFXはあまり好きではないが、この1作目はほんと楽しかった。

こんなスカッとするSF映画はそれまで見たことがない。

 

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しかし2作目(5話)以降はそうでもなくなって・・・具体的にはよくわからない。

1作目にあった確かにあったルーカスマジックを失っていく。

4~5作なんてもう退屈でしかなかった。

 

おそらく第1作には特撮技術の素晴らしさ以上に、ルーク・スカイウォーカーレイア姫ハン・ソロ船長の3キャラが、それぞれマーク・ハミルキャリー・フィッシャーハリソン・フォードのまだ若く、無名な3人の役者人生の懸けがスクリーンから熱量となって見れたんだろうね。

 

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みんなオーディションでフィルムテストを受けてるんだね。

YouTubeはなんでバックステージの映像が沢山あるんだろう。映画ファンとしては貴重だけど・・・不思議だな。

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当時はネットないから海外でヒットした映画を知るのはFMラジオか、スクリーン、ロードショー(現在廃刊)などの映画雑誌だった。

私が詳しくこの映画情報を知ったのは「ポパイ」か、音楽小僧のバイブル「ローリングストーン」(英語版)だったかな。

 

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仮装したやつらと、ビキニの若い女性(キャリー・フィッシャー)がカバーで何の映画かさっぱりわからないけど・・・写真は思いっきりアメリカン。

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カリフォルニアぽい突き抜けた青さがワクワクさせてくれたしポージングもユニークで日本女性はしないよね。

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少女ぽさと小悪魔が同居する不思議なセクシーさが漂ってたし

いかにも当時尖がっていた「ローリングストーン」フォトだった。

 

短い期間だけどキャリーの旦那だったのが、ポール・サイモン

この曲は彼女と出会う随分前の曲だけど、聞くたびに「昔の女」がキャリーとダブってしかたない。

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世界中を夢中にさせる何かを

彼女は1976年のこの時、確かに持ってたね。

今夜はワインで献杯しよう。