批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー・宇多丸氏やたまむすび・町山智浩氏のブログを見習って公開初日最速レビューを心掛け、評価は点数制。みうらじゅんとカンパニー松尾をリスペクトするフォトグラファーがお届けします。

映画「シン・ゴジラ」2回目で、初のIMAX

正直に言うと、途中20~30分くらい寝てしまった。

不覚にも映画的至福に気持ち良くなった。

 

またネットでも絶賛の多さと細かい指摘に気がつかなかった点もある。

再度庵野デザインのディティール、セリフ、意図など

再発見したい。

 

しかも初IMAXで。
8月10日までしかやってない期間限定とはね・・・

 

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映画館で初日から4日目に見るのは確か

80年代の「ET」と「殺しのドレス」くらいしか記憶がない。 

今回は途中睡眠ゼロ。

真剣勝負で細部まで見た。

その結果、素晴らしい日本映画であることを再確認した。

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もっともショックだったのは

前回、私は1時間は寝ていたことが判明した。

自衛隊の1次攻撃以降から最後の何とか作戦の間スッポリ抜けていた。

なぜなら、途中の映像が見たことがないシーンばっかりなのだ。

何故、総理が変わったのか? 前回は不思議だった。

自衛隊幹部と現場の機敏な動き

政府中枢の思惑と動きのダイナミズム

今回の主人公「ニッポン」が邦画でほぼ初めて描かれたシーンを

私は爆睡していたのだ。

 

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オタキングも言っていたが

官僚の早口が下手演技をさせない効果を確かに生んでいる。

怒涛の画面下に流れるテロップ攻撃がリアリティを与える。

樋口の昨年の大失敗作「進撃」の役者達が今回は水を得た魚でいい。

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松尾の与党幹部はパーフェクト

石原の唇の生生しさと英語が頭の切れる国際人に見える。

長谷川の主役は間違っていなかった。

そしてラストカットのゴジラのしっぽの意味は?

パート2必至だな。

 

ゴジラを暴れる原子炉と見立て

広島、長崎に次ぐ、人類史上3度目の東京投下を阻止しようとする

若手官僚たち、自衛隊、民間の総力戦を縦軸にした戦争映画であり

人間関係と国際間の駆け引きを横軸にしたポリティカルスリラーである。

 

ゴジラを描くこと=日本を描くこと

政府であり、自衛隊であり、憲法であり、政治家であり、官僚である。

日本国の本質におそらく初めて触れた。

 

この映画のキャッチコピーは「 現実 VS 虚構 」

 

ゴジラは虚構であるが

尖閣に中国を狙っている

北方領土はロシアが不法占拠

竹島は韓国が不正占拠

北朝鮮は日本人を拉致し返さない

 

周囲を猛獣に囲まれても憲法平和憲法と呼び

アンタッチャブルにするマスコミと一部勢力に

パート2でトドメを撃って欲しい。

 

2016年夏、これを世に出す意味を考えぬいた

庵野秀明の脚本とその構成力に敬意を評したい。

 

100点に変更する。

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さて初IMAXの感想も書いておく。

会場に入ったら普通ぽいスクリーンサイズなので

思わずスマホでこの会場を検索。

「なんちゃってIMAX」だと判明

10年前に九州・佐世保のど田舎で

足元から天井までのアフリカのドキュメンタリーを

見た時、空撮の美しさと野生の臨場感に度肝をぬいた感動はない。

音響は確かにいいようだ。

途中地響きが何回か感じた。

ゴジラ映像と合っていない。

地震か? ・・・・・・◎$■!#

下の階の4DXの別映画のものだった。

キャナルシティ死ね!