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批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー・宇多丸氏やたまむすび・町山智浩氏のブログを見習って公開初日最速レビューを心掛け、評価は点数制。みうらじゅんとカンパニー松尾をリスペクトするフォトグラファーがお届けします。

映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」 クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、スティーブ・カレル、ブラッド・ピット

3月4日公開で初日の昼に見る喜び。

こういう史実に基ずく痛快ドラマは期待が高まる。
歴史ものではなくて現代劇(21世紀)で金が絡むと尚更だ。

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作家マイケル・ルイスのベストセラー小説「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」を下敷きに、米国の住宅バブルの背後で住宅ローンの値下がりに賭けて大もうけしたトレーダーら4組の金融のプロの姿を描く。

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近所の〇〇銀行XX支店にいるような金融マンは一人もいない。

ダーティーワード満載で、イライラし、ギラギラしている。

「誠実、公正、中立」などない。

どこに身を置けば自分たちが儲かるか?

その潔さがいい。

ザ資本主義をリアルに見せる。

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スタイリッシュでテンポが速い。

男たちの発見と喜び、苦悩、怒り、脅え

いろんな感情が満載だ。

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スティング」(1973)のようなコンゲームの楽しさとは違うが

4組が仕掛けたエサに、遂に巨大な魚が引っ掛かった感じ。

その間の動きが面白い。

しかし爽快さはない。

ゼロサムなので、彼らが大儲けして数万人が家、職場、有価証券を失い

一部は自殺し、犯罪者となり、ホームレスになる。

アメリカの金融会社のいい加減さがよくわかる。

アベノミクス提灯記事を書く産経、讀賣、いつもの日経は

キモに命じよ。

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しかし、物語の背景がよくわからない。

セリフ廻しで簡単には説明しているがここの理解が瞬時にしないと

後半ついていけない。

アメリカでは富裕層の子供はマネー教育があるのでわかるだろうが

日本では難しいと思う。

 

以下ポスターをよく読んで、基礎知識を入れて映画館に行こう。

随分違う。

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70点