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批評サムライ  ~映画・ドラマ・小説・エンタメ ★斬り捨て御免!~

責任が何でも曖昧なこの国で娯楽くらいは白黒ハッキリ!大作も小品もアダルトも興業収入も関係ない。超映画批評にない「上映途中の居眠り」が特技。シネマハスラー・宇多丸氏やたまむすび・町山智浩氏のブログを見習って公開初日最速レビューを心掛け、評価は点数制。みうらじゅんとカンパニー松尾をリスペクトするフォトグラファーがお届けします。

ドラマ 「家族狩り」 TBS系 松雪泰子 伊藤淳史 遠藤憲一  原作)天童荒太

都内で家族全員が殺される殺人事件が連続して起こる。

家族狩り オリジナル版

家族狩り オリジナル版

 

高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。

馬見原光毅警部補は、ある母子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。

児童相談セン ターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛めていた。

ひとりの女子高生による傷害事件が3者の出会いを生み、奔流 のなかで、それぞれの生に目覚めてゆく。人間の醜さ、哀しさ、気高さ・・・

他出演者)

財前直見 秋山菜津子 水野美紀 篠田麻里子

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初回。松雪泰子伊藤淳史遠藤憲一のそれぞれの家庭の悩みと出会いが描かれる。

松雪泰子は今日のエンタメ業界にあって古き良き昭和の香りを持つ。最近はサイボーグ米倉涼子の様な、異常に手足の長い欧米系のモデル体型が増えて落ち着かない。どこまでも和風、能面の様な熟女、それが松雪。

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今回は、いやいつものことだが、複雑な家庭環境、社会に不正義に対する怒り、仕事に手を抜けない生真面目さ。故に激しいストレスを持つ。この立ち位置で松雪は輝く。

伊藤淳史はいつもの感じだがこれでいい。

そして遠藤憲一と言えば現場の刑事。低音でセリフの一つ一つが入ってくる。今回はこの声で視聴者を作品の世界観に引っ張り込む。NHK「ロング・グッドバイ」ではハードボイルド過ぎて、かつ家族が描かれなかった悔やみがある。

遠藤が登場するとドラマが締まる。

緊張を周囲に広める稀有な役者だ。

サイボーグ系とジャニーズ系の汚い若造タレントが出演しないだけでほっとする。

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期待を込めて70点。