映画「IT/イット それが見えたら終わり」恐怖皇帝スティーブン・キング原作 殺人ピエロ「ジョン・ゲイシー」を描かずに「悪魔」にすり替えて失笑しか起きない出来損ない。ソフィア・リリスだけが救いの情けないホラー。
「文化の日」にホラー映画だ。
3連休の初日のせいか、九州のどいなかシネコンでは同じようなことを考える人だろう20時の最終回はほぼ満員。大人ばっかし。
最近の傾向で「満員の時に見る映画はロクなものはない」と勝手に格言作っているがどうだろう?
出す小説の多くが映画化、ドラマ化されるハリウッド御用達NO1だけどこの人のホラーで楽しめた試しがあまりない。
アメリカ人の日常生活のいじめ、階級社会、宗教依存背景をこれでもかと抉る技がどうも気に食わない。
「シャイニング」「キャリー」「グリーンマイル」「ミスト」「ミザリー」・・・よくわからなかった。
良かったのが「デッドゾーン」「ショーシャンクの空に」などで監督の演出力なのか。
今回は、予告編を何度も映画館で見るものだから「刷り込み」の条件反射の犠牲になってしまった。
あらすじ)
とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。
自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。
彼と同じく“それ”に遭遇した子供たちと手を組み、“それ”に立ち向かう・・
冒頭の雨のシーンは面白い。
「それ」の子供の心を引き込む話術が見事でつかみはOK
しかし、これ以降は酷かった。
弟を奪われた兄と同じ学校の子供たちだけで解決するのもまだいい。
しかし警察の捜査はいつまでたっても描かれない。
この時点で、行方不明の謎と犯人の解明は科学的には描かないんだ=「それ」は人ではなく「鬼」の様な多様な解釈可能な摩訶不思議な存在となる。
なんだ、キリスト教背景の悪魔描きか!と、わかってくると興ざめる。
派手なBGM(爆音的に音量が大きい)と連動するビックリ画面にも慣れてくる。
嫌な予感がしてきた。
このパターンだと子供たちの勝利で危機は去るが、ラストで決まって次回に続く・・・
左右のおじさんおばさんでビッシリで席を立つのは大人げない。
バカ映画を見る苦痛を久しぶりに味わう。
テレビでたまに特集される数十人の子供を殺害した実在のジョン・ゲイシーがモデルであるなら、違った描き方があったろうに・・・
少年・少女の一夏の成長譚といえば同じキングの「スタンドバイミー」があるが、一部その世界を描きはするが、その前提で子供たちの家庭環境を描いてないので空振りに感じる。
こんな稚拙な作品が大ヒットするアメリカは大丈夫か?
唯一の救いは15歳でヒロインを演じたソフィア・リリス
父親の性的虐待の犠牲者でありながら父を「それ」と対峙する強さを獲得する。
ふとした表情が70年代ソフトポルノで世界を魅了したシルビア・クリステルの面影で彼女のオーラは本物でスターになるな。
短編映画 「The Lipstick Stain」
明らかに上映後の館内はガッカリ感が支配した。
上映中も失笑が聞こえた。
日本は神がどこにも宿る多神教で、多くの国民に原罪がない(理解できない)のだから共感もカタルシスもあり得ない。
「気まずい」と書いた紙が空中を彷徨ってた。
おとといきやがれ。
30点
格言は当たってしまった。
映画「彼女がその名を知らない鳥たち」原作:沼田まほかる 白石和彌監督 阿部サダヲ 伏線回収の見事さよりも蒼井優のヌードに日本女性の美しさを再確認した。松坂桃李のすけこまし演技は秀逸。
先週から、「ブレードランナー」「ゲットアウト」と洋画ラッシュなので、映画の日は邦画が見たくなって、いつもの館のいつもの場所、平日最終回で、事前情報のないものにした。
昨年のベスト10「オーバーフェンス」にも主演した蒼井優
テレビ出演はよく知らないが、映画館のスクリーンで見たい女優だ。
実年齢32歳だけど20代ようでもあり精神年齢が高そうでもある。
30代前半は娘にも母にもなれて、最も役柄に恵まれていい仕事を出来る時期だし、安藤サクラ、満島ひかり、宮崎あおいなど素晴らしいライバルもいるが裸へのこだわりの無さは頭ひとつ抜けてる感がある。
脚本や監督、役柄で仕事を選ぶタイプなのだろう。
週刊誌に”魔性の女”とか呼ばれているそうだがスクリーンで輝けば私生活はどうでもよろしい。
70年代の秋吉久美子、関根(高橋)恵子のスクリーン無双系統になって欲しい。
あらすじ)
作業着のまま暮らす醜くて汚い佐野陣司。同居して6年になる十和子。彼女は以前に捨てられた黒崎のことが忘れられない。
十和子は仕事もせず、陣司が稼いだ金で生活。にも関わらず陣司への嫌悪感はある。
姉は叱る、陣司は十和子を責めることなどせず愛し続ける。
ある日、十和子は壊れた腕時計をきっかけに、百貨店に勤める妻子持ちの水島と恋に落ちる。逢瀬を重ねるほど深まる想い。 陣司はストーキングや嫌がらせなどで水島と引き離そうとし、十和子はその様子に恐怖を抱く・・・
ダメ男役の阿部サダヲをスクリーンで初めて。
小市民らしい小芝居の連続で、イライラしてくる。
蒼井は商品クレーマーのベテランでありプロの言葉選びと、だらしなさ、安アパートセットのリアルが実にいい。
プライベートが普通じゃない、やっかいでメンドクサイ女を「オーバーフェンス」同様見事だな。
松坂桃李という名前は綾瀬はるかの彼氏とは知ってはいたが映像で見たことがない。
スクリーンで見るとなかなかの正統派二枚目で特に指がいやらしい。
女癖の悪いサラリーマンを好演している。
私が女なら抱かれたいと思うだろうな。
後半化けの皮が剥がれる不快さとセットで、すけこまし役なら日本一だ。
デパートは働く方も顧客も女の園なので、私も就職で考えたことがあるがブスメンなのであきらめた。
プロクレーマーで、他人依存で、不倫体質という、日活ロマンポルノライクな展開が素晴らしい。
ここに、刑事が訪ねてくる辺りから不快不穏な空気にサスペンスが加味される。
後半、蒼井のヌードがいいタイミングで挟んでくる。
米倉涼子的に手足が異常に長いとなんかしっくりこないが、日本女性の小ぶりなバストが美しい。過激に見せるためでなく、彼女の依存体質の殺伐とした心象風景の表現として納得できる。32歳の女性のカラダのリアリティは20代とは違う。
ラスト15分で怒涛の伏線回収はうなずくばかり。最近こういうパターンが実に多い。
去年のベスト10「何者」的な脚本が増えた理由はなんだろう。
原作小説を2時間以内に収めるには、とにかく省略しないとしょうがない。起承転結の結は削れないので、結を念入りに巧みな映像処理で見せる。
故に起承転との妙な違和感が残る。
今回はうまくいった。
不思議なタイトル「彼女がその名を知らない鳥たち」の回収は忘れたもよう。
85点
映画「ゲットアウト」ジョーダン・ピール監督 アリソン・ウィリアムズ 南部アメリカの白人社会の黒人への扱いを不思議なテイストのモダンホラーに仕上げた快作。
たまにムビチケをタダで頂く。
「ゲットアウト」は事前情報がない。白人VS黒人のポスターくらい。
どうやらホラーの様だが大量の血が苦手で気分が悪くなるのでそうならなければいいのだが・・・
今回は九州の玄関口・博多駅中にある月曜18時スタート
ゴージャスな座り心地で落ち着ける。
アクセス抜群でサラリーマンOLさんが多いはずなんだけどそんなに込んでいない。
いいねここは。
あらすじ)
アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる・・
クリスの彼女役の女優アリソン・ウィリアムズがいい。
絵に書いたようなかわいらしさとラブ&ピースの申し子のようなね。主人公のクリスも今風な頼りなさを注意深さを持って職業がカメラマンなのも好感。canon eos 7Dを映画で初めて見た。
冒頭の深夜の散歩する黒人のシーンからゾクゾクしてくる。
この映画は something new があるとピンとくる。
これは「イット・フォローズ」
や「ドント・プリーズ」の新感覚ホラーに連なるか?
そしてドライブ中の鹿飛び出しは「コクソン」でないか!
最近公開された映画のオマージュか? 偶然か?
主人公は、悪魔とか化け物とか、この世の者ではないやつらではなく、自分の彼女の実家周辺の「なんか変」と対峙していく。
深夜に走って来て直角に曲がる黒人
泣きながらNOを言い続ける黒人家政婦
ストロボに反応する黒人
やたらスプーンを廻す女主人
黒人を見る白人の眼差しの異様さ
「変」から「異常」に深化するあたりの不気味さがたまらない。
そしてクリスの親友がいい味出す。
妙にテンション高くて、ヒップホップ的おしゃべり
疑い深く、好奇心旺盛・・・
サスペンスの現場に、彼をサポートする仲間(観客に近い)を入れる脚本がうまい。
脇役が輝くと、ドラマは途端に面白くなる。
謎だった行動と伏線が、見事に回収され
脱出(ゲットアウト)できるのか?
こういう物語は日本で見たことがない。
黒沢清は謎は謎のままだし。
超人もいない、SFXもない、群衆シーンもない。
無名の役者と一軒家だけでこれだけ面白くできる。
日本映画はこれだったら日本中のどの街でも撮影可能だろう。
「映画は脚本が全て」の見事な例
85点
映画「ブレードランナー2049」公開初日最速レビュー 35年待ってドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が全く違うベクトルで途方に暮れる。レプリカントの哀しみが脇に置かれ、映像美の押しつけが鼻につく。
遂に待ちに待った映画が公開された。
70年代を少年期で過ごした私とSFとの出会いは何と言っても書店で見かけた生頼範義(おおらい のりよし)の文庫本の表紙イラストだ。未来がリアルで哲学的で時間軸が見えて強い生命力を感じる。
未来が手の平の上にある不思議。一流のクリエイターの仕事を感じた。
この本物感。
後に様々なイラストtレーターに触れるが私には世界一の画家だ。
その世界観に近いSF映画を見たことがない。多くが子供だまし。
唯一「エイリアン」一作目に本物の匂いを感じた。
そして1982年に同じリドリー・スコットが「ブレードランナー」を見たときに生頼範義の精神世界が初めて実写映像になった喜びは凄かった・・・
英語にない、「切ない」感が全編に漂う。
街も、雨も、レプリカントもブレードランナーもみんな泣いてる感覚
レイチェルが綺麗でかわいそうで。
ハリソン・フォードが最も渋かった時代
その続遍が公開された。
期待値はMAXだ。
いつものシネコンの金曜17時半は観客が余りに少ない。
前作見てないのだろうか?
ヴィルヌーヴ監督の力量はわかっている。
冗長なシーンがひとつもなくてジョークも笑いもない。
とてもシリアスで多少息苦しいがシンプルで誠実
他の作品も含めてラストに感動が待っている稀有な映画作家だ。
そんな21世紀のキューブリック(かもしれない)ヴィルヌーヴの新作が「ブレードランナー」とは・・・
レプリカントVSブレードランナーの死闘が今回はない。
代わりに、主人公の過去、前作の主人公デッカードのプライベートが解明の旅にでる。
それぞれのシーンが冗長だ。
ゆっくり丁寧に描いているが核心がないハードボイルド映画のイメージを大事にし過ぎているような。
見たこともない美しい画面が散りばめられ巨大なヌードが歩く廻る。
街の広告か? 主人公の心象風景の幻覚か?
よくわからない。
どこを切り取っても静止画としては名画でも、動画としてどうなのか?
なんか余韻がないんだな。
バンゲリスの愛のテーマ以外は、大作映画専門のハンス・ジマーのスコアが効果音としては良いがなんら印象を残さない。
出来損ないでは決してないし、動画配信でもう一度見たいとは思うが・・・
期待が大きすぎて、ロサンゼルス行きの飛行機に乗ったつもりが、着いたのはピョンアンだった、みたいな。
70点
映画「アトミック・ブロンド」公開初日最速レビュー 素手で戦う女世界一のシャーリーズ・セロン主演。眠い前半の後、見事に男を痛い目にあわせる痛快さはあるものの・・・米倉涼子が見たくなった。
日本で戦う女と言えば、失敗しない大門未知子=米倉涼子だが、世界の映画界ではシャーリーズ・セロンと決まった感がある。
(共に1975年8月生まれの42歳でこの体の美しさはさすがです)
何せ、2年前「マッドマックス 怒りのデスロード」でクールビューティーが、絶望の淵から夢を追いかけて、砂漠を爆走し、最後に希望を見せてくれた大活躍がいまだに忘れることができない。
そのシャーリーズが冷戦期のスパイアクションは見なければならない。今回は砂漠を共にする仲間はいないのだ。諜報機関は仲間の裏切りはセットだ。自分で見分けなければ死ぬ。これは期待できる。
金曜18時、いつものど田舎シネコン、後方3列目、右の定位置で好きな女優の新作を見れる幸せ。
あらすじ)
1989年東西冷戦末期のベルリン。世界情勢に多大な影響を及ぼす極秘情報が記載されたリストが奪われる。イギリス秘密情報部MI6は、凄腕の女性エージェント、ロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)にその奪還を命じる
ベルリンに潜入中のエージェント、デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)と共に任務を遂行するロレーン。だが彼女には、リスト紛失に関与したMI6内の二重スパイ“サッチェル”を見つけ出すというもうひとつのミッションがあった。
リストを狙って、ベルリンに集結する世界各国のスパイ。誰が味方で誰が敵なのか。敵味方の区別がつかない状況の中、ロレーンと世界の運命はや如何に!
ジョン・ル・カレの世界だ。誰が敵だか、味方だか?
いいね。上質のミステリーくらい非日常へ連れていってくれるものはない。
冒頭からバスタブでオールヌードで掴みはOK
サービスカットの数まで契約書に入っているらしい。
これで出資が集まるのだから仕方ない。
このバスタブ刺激から一転
スパイ組織内部の取り調べの儀が始まる。
アクショはこれでしばらくない。
当然、数日前の彼女の回想が始まる。
これやられると5分で睡魔がやってくる。
30分は熟睡してしまった。
もう物語に入っていけないと思うかも知れないが、そんなことはない。
後半の西側脱出作戦でシャーリーズの孤立無援の戦いが始まる。
「ミッションイン」(トム君の)ではプロの仲間がいるが、こちらは訓練された女スパイとは言え、拳銃1つで負傷した仲間も連れている。
圧倒的にトム君の方が有利だ。
強いのなんの。
相手にダメージを与えるためには何でも武器にする。
ワンシーン、ワンカートの長回しが緊張感が持続する。
レスビアン同志の戯れもある。
迫る男らは彼女によって死んでゆく。
アクションではスカッとする。
いろんな敵が突如襲ってくるので油断できない。
しかしスパイ映画としての出来は良くない。
彼女の堂々とした美しいフォルムを堪能する以外に見どころがない。
先に結末があって迷路に観客を追いやるためあえて複雑にしている。
ついていけないと寝るしかない。
「あー、なるほど!」の論理的なスカッとがないとね。
90年代のヒット曲がBGMで流れるがなんてことはない。
その時はMTVになっただけで。
ジョージ・ミラーのような天才監督と組んだ時のみ
このクールビューティーは美しく輝く。
ヒリヒリするシャーリーズの新境地女スパイ映画を勝手に期待したが
日本のシャーリーズ、米倉涼子を木曜日毎週見た方がいい。
最近の涼子(37、8歳以降の)は本当にいいな。
落ち着いていて、子供っぽい、普段はクールだけど、仕事はホット
アンビバレンツが同居するアラフォー女性こそ
かわいらしさは無敵だ。
70点
映画「アウトレイジ 最終章」北野武はバカヤロー、コノヤローの言葉コメディから、暴力団抗争の形を借りてマウンティングしないと生きられない男たちの鎮魂歌にして見せた天才にあ然とする。俳優陣の鬼気迫る演技は一発撮りの賜物か?同時代に生きる幸せを噛みしめろ。
待ったかいがあった。
北野武の映画表現の進化がとまらない。
素晴らしい映画芸術を堪能できた。
北野の最高傑作で間違いない。
この秋、日本映画を支える3Kの新作が揃った。
是枝「三度目の殺人」、黒沢「散歩する侵略者」
そして真打「アウトレイジ 最終章」
圧倒的に攻めてくる。
ドラマはこう作るんだぜと。
1作以上に、バカヤロー、コノヤローが飛び交う第2作の「ビヨンド」で
言葉の暴力の面白さに酔った。
西田と塩見の掛け合いの素晴らしさは日本の俳優陣の凄みを見た。
今回も出てくる驚きの俳優たちの数だけある思惑
上から目線にも程がある威嚇、脅迫のオンパレードは
言質獲り合戦の面白さを表現する。
白竜
松重豊と中村育二
「ビヨンド」で突如現れた金田時男の不気味さには今回も驚いた。
フィクサー役がこれほど似合う素人がいるとはね。
このシリーズを1作目から思い出しながら随時感想を書いていこう。
一気に書くともったいない。
文句なく100点
脚本、撮影、音楽、編集、演技・・みんなが一流の仕事をしている。
石田えり(56歳)が豪華ヘアヌード写真集「56」遂に発売。週刊現代、FRaU/フラウで袋とじ先行グラビア画像!撮影ピーター・リンドバーグ ライザップ美熟女は何を表現するか?amazon予約が殺到!NHKニュースウォッチ9動画
2017年12月16日発売
おそらくノーメークの50代後半女性のふくよかさ、無邪気さが見えた。
剛毛ヘアー、荒い肌感、ふてぶてしいポージング
それを美しいと見るかどうかは感性しだい。
独特の写真集構成も面白い。
10代、20代の子供アイドルの対極にあって
投げ出した感が垣間見れる稀有な写真集となっているし
更年期終了後のヌード写真のキッカケになると思う。
次は誰だろうか?
発売日は2017年12月16日
NHKが夜9時に石田のヌードを特集した。
いくつになっても耀くシニアの象徴何だろう。
ヌード写真も画面に出して来月発売の宣伝に加担
出版者から裏で金ももらっているのか?
民放ではあらゆる番宣を日常的にやっている。
バーターであったり、テレビ局の事業部案件なら民間企業なのでわかるが・・
見てなくても受信機器があれば金を取る、取れなければ裁判する組織の放送コードは大丈夫なのか?
一方で「56歳ヌード写真集」のインパクトを考えたことは正しい。
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ライザップCMであれだけ名前が売れて再ブレークの女優にとってこれは必然な流れだろう。
その関連フォトで50代女性としては見事なフォルムに戻ったことは素晴らしい。
フォトショップなど後処理はあるとしてもだ。
なかなかこの年代(孫が2、3人いても不思議ではない)であり得ない。
標準レンズの135~200の単焦点だろう。
過去には世界の有名フォトグラファーと組んだ。
10代と30代で篠山紀信と名作2冊、ヘルムート・ニュートンで世界でも話題になった。
今回は主にヨーロッパの高級ブランドで名を上げたコマーシャルフォトの名手ピーター・リンドバーグ
”こんな写真集、見たことない! 伝説の写真集『罪』から24年。映画、テレビ、舞台で活躍する女優・石田えりが、すべての常識を打ち破るヘアヌード写真集を作り上げた。カメラマンは世界中のセレブを撮り続けている巨匠、ピーター・リンドバーグ。「春画展」のアートディレクター高岡一弥による斬新な装幀は、手元に届いたときに驚くこと間違いなし。
(特殊装幀のため、増刷には時間がかかります。お早めにお申し込みください)”(アマゾンの内容紹介より)
No.1
まだデフレ状況を多くの国民が感じてる最中に9504円の勝負に出た。
ライザップで数カ月鍛えた女優とはいえ、56才の熟女ヘアヌードにこの値段・・・
No.2
1万円近い出費はヘアヌードでは最近下品さが世界一の「マドンナ」が人気絶頂期の豪華ヘアヌード意外知らない。
No.3
もしかすると空前の有名女優の50代熟女ヌード写真集ブームの可能性がある。
少しずつ全容が明らかになりつつある。
No.4
発売まで随時ウォッチしたい。
月刊誌FRaU11月号でピーター・リンドバーグ撮影写真が掲載予定。
年齢的にはおばちゃんと言うより、おばあちゃん世代がヌードになった。
しかもフルヌードで、さらにそれが美しい。
これは事件だ。